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株式への投資はこれがすべて

株式への投資はこれがすべて

危機の真っただ中において、

「ネット証券、口座開設が急増 株価急落で初心者参入」というニュースを目にします。


しかし、株価が急落しているだけでは「買い」判断は十分でないです。


投資が期待できる場合は、

企業に堅固な財務基盤があるかないかは最も重要だと言えます。


成功している投資家の多くは、

危機においてはCash is King(現金が王様)という考えに同意するはずです。


不確実な期間にわたって、業界全体がシャットダウンしている時、長年築いてきたすべての収益が奪われてしまうほど企業に危機をもたらします。

強いバランスシートを持つことは、困難を乗り切ることができますし、優秀な株式投資先にもなります。

どんな状況においてもいい投資利回りをもたらす可能性のある株式は、

バランスシートが強い企業から探すのが自然です。

バランスシートのどの要素を考慮すべきですか?

セクターレベルと業界レベルの分析も重要です。

現在の危機で、最も影響を受けるセクタでさえいずれ回復するし、

投資の時間枠は、選択したセクタを決定する上で重要になります。

石油産業は現在の需給ショックのために、

異様に見えるかもしれませんが、

産業自体は消えません。

観光客もいずれホテルに戻ります。

的を絞った政府の介入は、最も大きな打撃を受けた業界を支援しますが、

長期にわたる危機は一部の企業の価値を奪い去る可能性があります。

ここではタイミングが非常に難しいですが、確かなことは1つあります。

それは

最も財政的に安定している企業が、危機後に持ちこたえ、繁栄する可能性が最も高いことです。

そういう企業は危機の後の回復の間に市場シェアを増やしたり、

廃業に追い込まれた競合他社のシェアを食い尽くしたり、

格安な価格の資産を積極的に飲み込むことができるからです。

強いバランスシートを構成するものは?

 

現金比率(現金/流動負債)

「現金」には、流動性の高い有価証券への実際の現金と短期投資の両方が含まれます。

この比率は、次の12か月間に支払われるべき負債を支払う会社の能力を測定します。

理想的には、>1(つまり、現金は負債より大きい)が必要ですが、

業界の状況によって>=5が妥当とされる場合があります。

 

流動比率(流動資産/流動負債)

流動比率は現金比率に似ていますが、

在庫や債権などの清算可能な他の短期資産が含まれているため、より寛容です。

現在の比率は、分子の成分が多いため、

現金比率よりも低いが、

それでも>1のほうが安全です。

 

当座比率((現金+有価証券+売掛金)/流動負債)

当座比率にはすべての「流動資産」が含まれるため、棚卸資産は含まれません。

流動比率には、流動化する資産が多く含まれているため、

当座比率よりも流動性についてより楽観的な見方ができます。

当座比率は、流動比率より低いが、

1桁未満の場合は問題ありませんが、5以上の場合は不安が生じる可能性があります。

 

長期デット・エクイティ・レシオ(長期有利子負債/株主資本)

この比率は、会社が長期債を支払う能力の可能性を示しますが、

買掛金などの他の負債は含みません。

株主が会社に多くのお金を持っていることを望みますので、<1が望ましいです。

 

他に考慮すべき財務指標もあります。

株主資本利益率(ROE)には、バランスシートと損益計算書からの入力が必要です。

さらに、会社の純利益は毎年株主資本勘定に追加されます・・・

証券口座を開設するのは簡単です

株式投資を始めるのも簡単です。

しかし、いいリターンをもたらしてくれる銘柄を選ぶことは簡単ではないです。


自分への投資は一番のリターンをもたらすとよく言われます。


株式投資に興味を持っているなら、

バランスシートを評価することから、自分を知識武装したらいかがでしょうか。

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