お金が貯まらないのは、家計簿をつけないから?
あなたは、毎月固定費と生活費を支払った後、いくら手元に残るかを把握していますか?
「はい」の場合、〇〇万円と即答できる人です。
「いいえ」の場合は、残念ながら、自分のお金をどこに消えているかさえ分からない人が多いです。
併せて読む:家計簿をつけていても、お金が貯まらないの?
家計簿をつける大切な目標は、自分の消費習慣を見える化し、お金の流れを意識するためです。
「毎月」、「いくら」、「何に」お金を使っているかを記録することは
あくまでも手段です。
記録することによって、支出総額を把握し、内訳を理解し、予算を管理ができて、
自然にそれぞれの支出は消費か浪費かの区別もできるようになります。
「家計簿をつける=お金が貯まる」というわけではありませんので、
家計を見直して、どのように支出を減らしていくかを考える必要があります。
支出は大きく固定費と変動費に分類できる
固定費は、ほぼ毎月発生する同じ金額で、
住宅費(住宅ローン・修繕管理費、または家賃)、光熱費、通信費などです。
ほとんどの人は固定費は支出に大きな割合を占めます。
変動費は、名前の通り、変動する費用です。
主に自分の行動によって変化する金額で、
(外)食費、衣服代、交通費、レジャー費、交際費、日用品費などです。
カテゴリーは具体的で10個以内がいいでしょう。
家計簿は簡単で、楽なものがいい
ツールとして目的を果たすためにできるだけ
手間が少なく、長く、楽に、継続できるものがいいです。
頑張らないことがポイントです。
市販の家計簿帳でもいいし、自作エクセルでもいいですが、
やはりスマホアプリのほうが自動で集計してくれますので、
グラフ化し支出の傾向が一目で分かりやすいですね。
家計簿をつけるにはなんらかの形で時間と手間がかかります。
人生の限られた貴重な時間なので、細かくやるとかえって効率が悪いです。
できるだけ正しくつけるつもりで、1000円単位で把握すると十分でしょう。
支出を明確にするメリット
いくら使っているか把握できる
何に使っているか把握できる
最低限の生活費はいくら必要か把握できる
少なくとも1年間を続ける
季節によって支出が変わりますので、年末年始やボーナス時期は出費がかさみやすいです。
予定しない突発的な出費も含めて、1年間を通して大体の平均値を算出します。
その平均値に正解も間違いもありません!それは現状であると認識すべきです。
お金に見合うだけの価値があるのなら、
お金を使いすぎるのは必ずしも間違っているわけではありません。 お金が無駄になっていると感じるのなら、
それは減らしたほうがいいでしょう。
収入に対して、支出が遥かに大きいのなら、
それはバランスが取れていないことが明白です。
そうすると、削れるものは何か、予算を立てて生活してみると分かるはずです。
家計簿をつけていない人は、
まず自分の消費習慣を見える化し、お金の流れを意識してみることをお勧めします。